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石橋法務行政書士事務所
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特定技能該当労働者のご紹介-スリランカの人材送り出し機関より

東京都のスタートアップスキームで、スリランカ人による、日本での会社設立・在留申請・ビジネスに関わる許認可をセット販売でお手伝いしているのだが、クライアントを紹介してくれているスリランカのパートナーが、特定技能労働者の送り出し機関としてのライセンスを取得したので、ここで紹介させていただく。彼のところでは、既に日本での滞在履歴があって(一時政治的に不安定で、迫害されている人たちが難民として日本に来ていた時期がある)日本語が堪能な人、日本での滞在経験はないが日本語検定N4, N5取得済みの人、日本語はそれほどできないがビジネス経験がある人、など多彩な人物がいるらしい。個人的には何人かのスリランカ人しか知らないが、国が仏教国でもあり、割と小柄で、比較的穏やかな性格の人たちが多いように思われる。

行政書士としての私個人の見解では、(1) 技能実習というのは、所定の期間が終了したら母国に帰ってそれを生かしてもらうのが目的なのに、実際は奴隷に近く安い労働力としてこき使われている事、(2) 技能実習課程を経た人達が特定技能の資格で引き続き日本で働くことをベースに作られた制度である事、(3) 特定技能1号の資格では家族の帯同が認められていない事、(4) 単純労働をさせると言いながら、日本語および日本語で書かれた技術的な試験を受験、合格しないといけない(資格によっては漢字で複雑怪奇な技術的説明文もあるらしい、なぜ多くのアジア人が理解できる英語で試験問題を作らないのか)事など、矛盾だらけの入管制度=現在の技能実習・特定技能の制度なので、反対の立場であり、1日も早く改善をしてもらいたいと思っている。よって、基本的には特定技能の在留申請手続きはお引き受けしていないし、今回も間に立って、在留申請の仕事を頂こうというつもりで告知しているわけではない。しかしながら、実際に労働力不足で困っている日本の企業がたくさん存在すること、またスリランカの人たちも制度の中身をちゃんと理解をしているという話なので、お互いのニーズが見合えば特に誰も損はしないと思うので、こちらで紹介することにした。

お問い合わせいただければ担当者の連絡先をお伝えします。担当者は英語は堪能ですが、日本語はできないため、英語ができる方からコンタクトをお願いします。

 

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