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石橋法務行政書士事務所

ハワイ往復のために必要な手続き- (1) ホノルル渡航編

先日7月末にハワイのホノルルに行って戻ってきた。コロナ禍ではあるものの、ホリデイやビジネスで渡米を予定されている方もいると思うので、ご参考までにホノルル行くまでの手続き、ハワイの状況と、日本に戻ってからの手続きなど2回に分けて書き残しておきたいと思う。

ハワイに行ったのは、カリフォルニアの弁護士試験を受けるため。試験は昨年からオンラインなので、リモートで全世界で受けることが可能。だが、カリフォルニアの時間帯午前8時から午後6時位で受けないと行けないので、日本で受けると夜中の12時から始まることになる。過去に、夜中に起きる実験をしてみたことがあるが、世の中が昼間の時間帯に眠りにつくのはほぼ不可能。ハワイだとカリフォルニアとの時差は3時間なので、開始は午前5時。起床を早めればいいだけだし、友人がハワイで受ける予定だったので、情報共有できるなと思い、行くことにした。

ハワイは観光地なので、日本人や韓国人などの観光客に来てもらうために特別措置をしている。フライトの72時間以内に受けたPCR検査が陰性であれば、「自宅・ホテル待機10日間」の例外の対象となり、ホノルルに着いた瞬間から自由の身である。又日本帰国時も、デルタ感染者増加国やアメリカの中でもカリフォルニアを含むデルタ感染者が増えている州からの帰国者と違い、3日間のホテル強制隔離というものがない。デルタ株の感染はハワイでも広がりつつあり、例外から外されたりホテル隔離対象の州になったらどうしようかと思っていたが、7月下旬時点ではありがたいことにまだ例外措置対象だった。

ハワイに行く際は、渡航前にハワイ州の旅行者用のサイトにアクセスして、自分のページ(リンク)を作っておく必要がある。自分のページに渡航予定日を記入し、このページにある、ハワイ州が認可している施設でPCR検査を受け、その陰性結果をスキャンして上げておかなければならない。日本で陰性証明が出せるクリニックや病院はかなりあるが、出発が7/24の夜だったので、72時間以内となると、7/22,23のどちらかに検査を受けねばらならないが、両日共にオリンピックで臨時の祝日となってしまったため、ほとんどのクリニック・病院はお休みであった。が、クリニックフォアグループは、祝日でも営業しており、グループの中でクリニックフォア田町が事務所からも自宅からも近かったので、検査をお願いすることに決めた。クリニックフォアは、オンラインでの予約やオンライン診察をやっているし、ワクチン接種もオンライン予約できるので非常に便利。また、後にJALから薦められたIATA(国際航空運送協会)のアプリTravel Passも対応していて、このアプリに協力したことで、検査費用5,000円程ディスカウントしてくれたし(それでも検査と英文診断書で約4万円、アメリカは半額。)、みなさん感じ良いし、メールで問い合わせた質問への回答も速攻で返してくれる、お勧めのクリニックだ。今後も色々お世話になりたいと思っている。このTravel Passだが、こういうオンラインで陰性証明をチェックできるシステムが世界的にデフォルトになり、ワクチンパスポートもここに入れたら空港で見せるだけで世界どこでも移動できる、ということになるとかなり便利になると思うけど。現状IATA自体に加盟している航空会社が少ないので、ぜひ他の航空会社とも連携して欲しい。

話を戻すが、ハワイ州サイトのヘルスチェックの項目は、渡航24時間前から記入できるので、事前に記入をすると登録したメアドにQRコードが送られてくるので、そのQRコードを空港のチェックインのところで見せると、手につけるオレンジ色のテープをくれて、これをハワイの空港でしていると、空港からノーチェックで出られる。ただ、この手続きをちゃんとやってないままチェックインカウンターに来る渡航者が多く、空港チェックインでお金持ちの外人の叫び続ける子供や、荷台にのって「早くハワイにいこうよー」と母親の邪魔ばかりしても全然怒られない金持ちの子供(1人4万円以上かかるPCR検査を家族で受けてハワイに行こうとするのだからどう考えても金持ちである)などと一緒くたに1時間ほど並ばされることになり、はーめんどくさ、と思いながらなんとか耐えたのだが、こんなもん、日本帰国時の面倒臭さに比べたらなんてことなかったと、あとで気がつくのであった。

今まで海外に行く時はずっとDELTAかDELTA提携便を利用していたのだが、DELTAが7月の便を知らぬ間にキャンセルしてしまったので(カスタマサポートは日本のサイトが色々と問題あってお客様の予約が認識されていなかったと言い訳していたが、気がついたから良かったものの、私はハワイに渡航できない危険があったというのに、そして認識されてない割にチャージした料金を現時点でまだ返してきていない。さすが、アメリカの会社である)JALとハワイアン航空のシェア便に1ヶ月前になんとか変更。機内は予想通りガラガラで、多分キャパの1/5くらいしか埋まっていなかったと思う。あの叫ぶ子供がいる白人親子の隣の席だったので、やれやれ、うるさくて寝られないかもと思ったが、母親がなだめるのがめちゃめちゃ上手、離陸後まもなく寝てくれて助かった。また、搭乗した瞬間に付近全部をこの母親が除菌シートでガンガンに拭いていたので、こちらも安心した。ガラガラの便ではあるものの、搭乗者は食事の時以外はもちろんマスク着用は必須。

空港に降りると、普通に入管を通っただけで、あとは荷物をピックアップすれば終わりであった。荷物のあたりには、sniffed dog =覚醒剤を検知する犬がいて、普段なら犬は私が犬好きであることを知って、大体寄ってくるのだが、全く寄ってこない。いや、犬は可愛いんだけど、寄ってきてくれない方がありがたい。カバンの中身はほとんどが教材と衣服だが、見られたら判断が微妙なレトルト食品(試験中は外に食べに行く暇がないので、いつもホテルでレトルトをあっためて食べている)もいっぱい持ってきていたため、万が一スーツケース開けろと言われた結果、大事なレトルトを徴収されたら、重たいのを頑張って持ってきたのにたまったものではない。お犬様は私に全く興味がなく、担当官も当然寄っては来ないので、荷物をピックアップして無事に空港脱出。

飛行機を降りて空港に滞留していた時間は30分程度。Uberを呼んだらこれも10分かからず来てくれて、予定よりずっと早くホテルに到着。ホテルチェックインまでの待ち時間にカフェカイラというパンケーキで有名なお店に友人が連れて行ってくれて、そこでランチ。パンケーキは無理なので、普通のエッグベネディクト?をいただいた。

いざ、ホノルルに着いてみると、なんかやたら人が多い。友人に理由を聞いたところ、ハワイは6月以降、アメリカ本土で2回ワクチン接種が済んだ人はPCRの陰性証明なしで州に入れることになったので、他の国には行けないアメリカ本土中のアメリカ人が、ハワイでバカンスすべく一斉に押し寄せたらしい。あー、だからなんとなく田舎から来た風情なんだなと納得した。「彼らは観光にお金を使わないので、本当は日本人みたいな人たちに来てもらいたいんだけどね」と別の友人談。確かに彼らは、ただブラブラしたりあまり高くないお店でご飯食べたりしてるだけ。なぜか丸亀製麺はいつも外人が大行列。一方、日本人ターゲットのお店はあちこちクローズ状態。で、こういう人たちは夜中までぶらぶらしているわけで、夜中になってもホテルに戻らず、叫んだり歌ったり、おかげでホテルで受験しにきた私にとっては、かなりありがたくない人たちなのであった。

ハワイは島国なので、コロナ感染者を入れさせない、流行らせないことにかなり気を遣っている。そのおかげか、私が渡航した週は、毎日感染者はハワイ全島で二桁であった。マスク着用は、外では強制ではないため、外している人も多かったが、お店やホテルの受付の人と話す時はマスク着用、空気感染防止のため、レストランでは50%のキャパ、エレベーターや行列する時も距離を取ることが義務付けられているため、コロナの空気感染はかなり防げていると思う。マスクだって、日本のようにほとんど何の効果もないウレタンマスクを着用している人はおらず、大体が不織布か布なので、若干近くにいても、恐怖は感じない。ここら辺の認識の違いって大きいと思う。

というわけで、ホノルルでは夜中のうるささに閉口したものの、前半ホテル籠り、後半は知り合いと食事や買い物に出かけたりと、とっても平和な毎日だった。その時はハワイに来て良かったと思っていた。

後半は日本帰国の際に強制された手続きと2週間の待機期間に強制的に携帯にインストールされたへっぽこアプリの話を書くことにする。

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